シャクナゲの花
2013-05-09


数日続いた強風はようやく凪いだ。
庭の菜園にも被害があり、数本の野菜苗は植え直しとなりそうだ。
春は風の季節だ。
それは解っているけれど、いつもこれほど荒れたろうか。
近所でも大木の枝が折れたりトタン屋根が捲れたり、ずいぶんと被害が出ているのだ。

朝5時に起き、少しの家事を済ませてからバイクで出勤。
仕事は忙しいはずなのに進まない。
エライ人がボトルネックとなっているために、自分が頑張っても空回りをするだけなんだ。
午後は感染症勉強会。 インターフェロンγ遊離試験の話し。

昼食はいつもの緑のたぬきに代わり、フンパツして日清のどん兵衛てんぷらそば。
美味いけれど、売店で一個88円で買える緑のたぬきに比べ贅沢品だなあ。
食後、バイクと車、そして自宅の税金四期分を支払い更に貧乏化した。

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朝と夜の二回、母の様子を見に行く。
実家の庭は今、母が作っている花でとても華やかだ。
ツツジ、ナデシコ、カルミア、エビネ、コデマリ、クレマチス、ハゴロモジャスミン。
そして今年初めて咲いた鉢植えのシャクナゲの花。

庭に出ている時の母は、本当に幸せそうに見える。
園芸用のエプロンを着け手にホースや植木バサミを持った母の姿を見て、僕は育ったんだ。
これからその庭にはサルスベリもノウゼンカヅラもフヨウも咲くだろう。
秋にはマンジュシャゲやコスモスが、冬にはスイセンやボケが咲くだろう。
いつまでも母にそうして花を育ててもらいたい。
芝を刈り、犬と遊び、デッキで本を読み、鼻歌を歌いながら庭を歩いていて欲しい。
明日から化学療法が始まる。








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