朝顔もおわり
2014-09-03




禺画像]

母が作った煮物で酒を呑む夢から醒めた朝。
寝室の窓の外に張ったネットで、名残りの朝顔が二つ三つ。

秋の終わりも春の終わりも、冬の終わりだって寂しくはない。
でもなぜ、夏の終わりはいつも物悲しいのか。
そして祭りの後のような日々を暮らし、来年の夏を思うのだ。





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