2014-12-16


朝6時に犬の散歩に出たときの気温は2度。
そしてそれは殆ど上がらず、昼前から氷雨降る。
凍りつくような灰色の火曜日。

出勤時、かつての実家の前に大量のゴミが出されているのを見る。
それらは全て母の服や使っていた小物、そして園芸用品だ。
あ、と思ったけれど拾わなかった。
母の形見は自分自身だけで充分だ。
この頃は、奴に対する怒りもあまり感じない。
それはもはや他人になったという事なのかもしれない。

うな垂れて仕事に行き、溜息ついて労働をし、俯いて帰宅。
寂しいか、と問われれば寂しい。
悲しいか、と聞かれれば悲しい。
でも仕方が無いじゃないか。
気力も覇気も意気地も無く、ただ年末の時間だけが流れる。
母が居なくなってもうすぐ7ヶ月。

禺画像]

夕飯は数日前に作ったカレー。
酒は無し。
最近買った本がハズレで、代わりに書庫から古い文庫を探してきて再読。
今年買ったコタツが心地よい。
コーヒーとリンゴ。
こうして夜遅くまで本を読んでいる時間が好きだ。


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