御岳山
2019-03-08


バッテリを外して冬眠させていたロードスターのエンジンを掛けた。
久しぶりの平日休みだし、天気も良い。
どこか山の方にでも散歩に行こうか、とMを乗せ西へ向かう。

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御岳山は東京西部にある千メートル弱の山で、山岳信仰、狼信仰の山として有名だ。
頂上の武蔵御岳神社、その周辺にある宿坊、御師と呼ばれる神社関係者の家。
その集落が山の中に有って、ちょっと面白い場所なんだ。

歩いても登れるけれど、今回は登山鉄道で。
乗れるかなと少し不安も有ったけれど、車内はガラガラで快適。
急こう配で有名なケーブルカーを楽しんだ。

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まだ寒い山道に、ロウバイ(蝋梅)が群生し咲いていた。
光に透かすと蝋細工のように見えるからロウバイ。
今まで知らなかったのだけれど、この花、とても良い香りがするんだね。
当日は冷たい北風の日だったけれど、南斜面は平和そのもの。
ロウバイの香り漂う陽だまりで、しばらく休んだ。

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神社が近くなると、古い宿坊が増えてくる。
日本狼を祀る御岳神社は畑を荒らす動物除けとして農家の信仰を集めた。
だから農閑期には神社詣での農家の人たちで宿坊も賑わうらしい。

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これが御岳神社の「お犬様」
これは大口真神という狼の神だ。
敷地内にはたくさんの狛犬(ここでは狼)を見ることが出来る。

ここ奥多摩から秩父へかけて、狼の狛犬が見られる。
七つ石神社、三峯神社、宝登山神社・・
日本武尊の神話に関係する狼信仰らしいけれど、よく解らない。
いつか調べてみたい。

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14時、下山。
腹が減った。
もうずいぶん前、Mの娘と山歩きをした後に偶然見つけた釜めし屋さんを探す。
名前も忘れたけれど、それでも少し迷って見つけることが出来た。
そうそう、ここだ。

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店内はこんな感じ。
ストーブの暖かさが何より有難い。
なんたって、こんな北風の日に車をオープンにして走ってるのだ。
久々のオープンカーの運転が楽しくって。

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