03/1
2003-01-30


勉強し、賃貸住宅の建て直し(当然新たな借金、将来は兄貴が相続)など、
ここ一年本当に忙しく活動した。

そして、以前は木が茂り池があり井戸が有りコウモリが巣を作るような屋敷
だった場所に、家族がまとまって住む事になったのだ。
たとえ仮面家族でも。
兄貴一家は家の一部、部屋を4つとダイニング、風呂、トイレをあてがわれる事
になる。そのスペースに家族5人が住むのだ。僕のスペースとは鍵付き扉で隔絶
されているが。

でも、本当に解決になるか?
今まで嘘を重ね、数百万の借金を実家に肩代わりして貰いながらも
大きな顔で更に迷惑をかけ続けるこの一家。
家賃の必要が無くなれば更に図に乗り浪費し新たな災禍を引き起こしそうな
気がしてならない。
もう全く信用することなど出来なくなっているのだ。

この家を作る事になって、漠然と考えていた僕の人生設計のような物は大きく
変わった。
父と僕が大きな負担をして兄貴一家をお迎えする訳だ。
ぼくは、やがてこの家を出て行くと言うのに。
あるいは、一生独身で反対にお荷物になってやろうか?いや、冗談だけど。

これが僕のダークサイドだ。
決して人前では口に出せない。でも、ここで声高に言ってしまう。

僕は今回の件が気に喰わない。 
一円もお金を出さず、今後も全く借金の負担をしない兄貴一家が気に喰わん。
あー言ってみても気は晴れないな。

■2003/01/26 (日) 最悪のラーメン

母親がどこからか買って来た囲炉裏(いろり)が面白い。
目の前に火の気があるのは良い物で、日当たりの良い時間帯など
囲炉裏の炭火だけで他に暖房は要らない位だ。
囲炉裏の上には南部鉄瓶。気のせいだろうが、囲炉裏で時間を掛けて
沸かした湯で入れるお茶は美味い。 

囲炉裏に使う炭を色々と試したがやはり備長が良い。
火の持ちが違うし、良い香がする。 香りという点では竹炭も良いが
持ちが悪い。 輸入物のマングローブだかの炭は悪臭がし頭が痛くなった。
で、備長炭を買いに行く。
2キロで1500円は高いか安いか解らぬが、充分楽しめる。
流行なのか、備長炭の在庫はとても多かった。

その帰り道、僕のラーメン人生最悪のモノに遭遇した。
長浜ラーメンのお店。 扉を開けた瞬間に物凄い匂い。 
トンコツと言うより、ケモノの匂いだ。
引き返す訳には行かないので席に着くが、「いらっしゃいませ」
の一言が無く無言で水が置かれる。 一方、常連らしき他の客と声高に
しゃべっている。
オーダーしたラーメンが目の前に出た。
レンゲでスープを一口飲んで、その凶暴さに一瞬たじろいだ。
油だ。 長浜ラーメンだからさっぱりの訳は無いが、まさに油そのもの。
そして塩気が無い。 油の中に麺が泳ぎ、チャーシューが浮かぶ。

これは好みの問題なのかもしれないから、不味いとは言わない。
でも、僕の好みとは著しく相反するモノだ。
麺は硬すぎ、チャーシューは美味しかったけど余りにも薄いのが一枚。
僕は自分の好みに合わないものでも、外食で残すことは稀だ。
でも、今回ばかりは無理だった。
スープは全く飲まず、麺は半分ほどで退散した。
レジに立つ僕に525円とだけ言った親父は、やはり
「ありがとうございました」を言わなかった。
それとも僕のことが気に入らなくてワザと変なものを出した?
まさかねぇ。 でも、その位僕にとっては好みでない味だったのだ。
夕方になってもケモノ臭が体から抜けない。

先ほど、いつもの地酒屋さんでめったに見ない珍しい酒を買った。
先日の酒オフで初めて飲んだ酒で「獺祭」(だっさい)という山口の酒だ。
初めて飲んだ時は思わず嬉しくなってしまいオフで初対面の人達にグラスを
廻し飲んでもらった。


続きを読む
戻る

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット